香港のワーホリプログラムは、若い人々が海外で働きながら休暇を楽しむことを目的として作られたものになります。香港のワーホリビザは、日本を含む特定の国の市民にのみ開放されています。日本以外の対象国は韓国、オーストラリア、オーストリア、カナダ、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、オランダ、ニュージーランド、スウェーデン、イギリスの14ヶ国のみです。申請者はこれらの国のパスポートを持っている必要があります。ワーキングホリデービザ取得後の香港内での滞在ルールは申請者の国籍により異なります。ワーホリ対象国によって多少の違いがありますが、日本人が香港のワーホリビザが申請できるのは、18歳から30歳までの間となっています。これは申請時の年齢ですので渡航時に31歳になっていても問題ありません。申請する際は、自国に居住している必要があるので注意してください。
香港のワーホリビザを申請するにあたり、申請書類 ID(E)940またはID(C)940、パスポートのコピー(名前、生年月日、有効期限などが記載いてあるページ)、縦5cm × 横4cm の顔写真(1枚)、銀行残高証明書(20,000香港ドル相当以上)、往復の航空券のコピー(もしくは購入資金の証明書)、保険の付保証明書を用意する必要があります。
香港のワーホリビザを申請する方法として、香港のイミグレーション、もしくは日本にある中華人民共和国のビザ申請センター(東京、名古屋、大阪)と一部の在日本中華人民共和国総領事館(札幌、新潟、福岡、長崎)に資料を提出する方法があります。香港のイミグレーションに提出する場合は、現地にあるビザ取得の専門会社に代行してもらうか、ご自身で直接郵送することができますが郵送を受け付けていない場合もあるので専門会社にお願いすることをおすすめします。日本国内での申請をお考えの方は、住民登録をしている都道府県により管轄のセンターや総領事館が異なりますのでご自身でご確認ください。オンラインでの申請も行うことができます。全て英語での手続きとなりますが申請からビザの取得まで全てオンライン上で完結することができるので非常に便利です。まず香港イミグレーションの公式Webサイトにアクセスします。そして「Non-Residence」を選択します。その次に「immigrationservice」を選択します。次に「Introduction & Application for Visas/Entry Permits」を選択し、「Investment/Training and Other Employment」を選択します。そうすると、選択肢の中に「Working Holiday」が出てくるのでApplyボタンを押します。そこから、個人情報など必要な情報を入力していき順序に沿って申請を進めていきます。 オンラインで申請を行う場合は先ほど紹介した申請に必要な書類を全てPDFなどのデータで用意する必要があります。写真やファイルの大きさの規定がありますのでご自身で確認し、準備をしましょう。香港のワーホリビザを申請してから承認されるまでの審査期間は2〜3週間となっています。香港のワーホリビザの申請は他の国に比べて費用がかからないことも大きな特徴です。香港のワーホリビザの申請には語学力が必要になりますので、不安な方はビザ取得の専門会社などの力を借りて進めることもおすすめです。
以上が、香港のワーホリビザの申請方法などについての説明になります。香港でのワーホリは、新しい経験を求める若者にとって魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。